2025/07/24
今年も台風の時期になり、雨漏りの問い合わせが多くなってきました。
雨漏りが起こる前に雨漏りを防ぐには、定期的な点検とメンテナンスが最も効果的です。
以下の対策を実施することで、雨漏りのリスクを大幅に減らせます。
1. 屋根の点検と補修
瓦やスレート、ガルバリウム鋼板などの屋根材のズレ・割れ・浮きをチェック
棟板金やシーリング(コーキング)の劣化確認
屋根塗装の劣化(チョーキング・色あせ)も防水力の低下につながります。
◎対策:5〜10年に1回の点検と、必要に応じた補修・塗装を
2. 外壁の点検と再塗装
クラック(ひび割れ)やチョーキング現象があれば塗膜の劣化
目地(シーリング)のひび割れ・剥離も雨水侵入の原因に
◎対策:10年目を目安に外壁塗装・シーリング打ち替えを
3. 窓まわり・サッシの防水処理
窓のまわりは構造上、雨水が侵入しやすい弱点
サッシ枠のパッキンやシーリングが劣化していないかを確認
◎対策:目視と打診で確認、劣化が見られたら補修・打ち替え
4. 屋上やベランダの防水処理
防水層(アスファルト、ウレタン、シートなど)の劣化
トップコートの色あせやヒビ割れ、ふくらみは劣化のサイン
◎対策:10年を目安にトップコート再施工、防水層の全面改修は15〜20年が目安
5. 雨樋の清掃と点検
雨樋が詰まっている・外れている・勾配が崩れていると、雨水があふれて建物に侵入します
◎対策:年に1回は清掃、特に落ち葉が多い地域では春と秋の2回が理想
6. 屋根裏・天井の定期チェック
雨漏りの初期症状は屋根裏や天井に出ます(シミ、カビ臭)
◎対策:半年〜1年に1回、点検口から屋根裏の状態をチェック
この項目を点検することにより、事前に雨漏りを防ぐことができます。
雨漏りが発生すると、建物内の柱や梁、木部や鉄部の腐食の原因に繋がり建物を大きく傷める事になります。
※点検のご依頼、相談が御座いましたらトケン工業までご連絡下さい。